便通異常(下痢・便秘)

下痢について

便通異常(下痢・便秘)|横浜市鶴見区 おおくぼ消化器内科クリニック画像

頻繁に便意をもよおし1日に何回もトイレに行く、便の水分量が多くなり、軟便やかゆ状の便となって出てくる状態を下痢とよびます。正常な便の水分含有量は75〜80%ですが、80%を超えると、便は本来の理想的な固形状の形を失い、時には水のようになることもあります。原因は消化不良によるものをはじめ、消化酵素や栄養不足によるもの、腸の炎症によるもの、アレルギー性や神経性のものなど、本当に様々です。

多くの場合は一般の下痢止め薬を服用したり、食事を控えて腸を休めて水分を補給することで対応できますが、下痢が2〜3週間以上も続いたり、くり返したりする場合も少なくありません。
そのような慢性の下痢は、ストレスなど神経性のもの、あるいは胃腸の病気や全身的な病気の一症状、または薬物による腸内の炎症…と、いくつかの原因が考えられます。
大腸内視鏡検査などで原因が特定できればその治療を、また過敏性腸症候群のように体質的な要素が大きい場合は生活習慣の改善や様々な投薬治療を行います。

便秘について

便秘は、便が腸の中を進んで行くなかで水分が吸収され少なくなることと強く関係しています。
口から入る食べ物・飲み物の水分は1日約2リットル。それに、胃腸から分泌される消化液が加わりますので、大腸にはかなり大量の水分が流れこみます。その水分の大半は、大腸を通過する際に吸収されて、食べ物の残りかすが適度な硬さの塊になります。大腸内での水分吸収量が少し増えるだけでも便が硬くなり、便秘になりやすくなります。便秘の原因は幅広く、原因が異なれば治療法も違います。
便秘は、その原因によりいくつかのタイプに分かれており、それぞれのタイプに合わせた治療を考えていきます。
最も多いタイプの機能性便秘は、生活習慣やストレス、加齢などの影響を受けて、大腸や直腸・肛門の働きが乱れる結果起こります。腸の蠕動運動が弱くなって便が肛門に向かって運ばれにくくなるため生じることが多いです。
便秘対策には食生活や運動など生活習慣の改善も大切ですが、それだけではスッキリと出ないことも珍しくありません。近年、便秘薬も多くの種類の優れたお薬が開発されており、患者さんの便秘のタイプ、体質に併せて使用することで快適に過ごすことが可能です。
機能性便秘以外にも、大腸自体に便の通過を妨げるような病変(癌や狭窄など)があるために便秘を生じる(器質性便秘)こともあり得ますので、便秘でお悩みの方は一度大腸内視鏡を受けられてから治療法を検討するのがよいでしょう。

おおくぼ消化器内科クリニック

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大久保 雄介
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■消化器疾患の診療
胃腸疾患の診療、肝臓病、難治性消化器疾患など、消化器専門医が質の高い医療をお約束します

■胃・大腸内視鏡検査
検査精度の高い最新機器を導入、鎮静剤を用いた苦痛の少ない検査をご提供します

■腹部エコー検査
検診から肝胆膵疾患の精査・経過観察など、幅広い診断を行います

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内科医の経験を活かし、かかりつけ医として「健康に年をとる」ためのサポートをいたします

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